HSPが語る【映画は疲れるから苦手な理由と対策6選】

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HSPの私は映画を見るのが苦手。
友達に誘われたけど楽しめる方法ってあるのかな?

筆者

この記事では、HSPさんが映画が苦手な理由と、楽しめる方法を紹介していきますね!

私自身もHSP気質があり、映画館で映画を見るのが苦手です。
暴力的なシーンに恐怖心を感じたり、出てくる役に感情移入しすぎて、見終わった後にドッと疲れてしまいます。
バッドエンドの映画を見ると、3日ぐらい落ち込みを引きずってしまうことも…。

そんな私でも映画を見てしんどくならない解決法を見つけたので、この記事で紹介していきます。
友達に誘われて断れず、どうしても見に行かないといけないときに試してみてくださいね!

この記事がオススメな人
  • なぜHSPの人は映画が苦手なのか知りたい
  • 映画を見るのが苦手なのを克服したい
  • HSPの人にオススメの映画を知りたい
  • HSPの人の映画苦手あるあるに共感したい!
目次

HSPの特徴

HSPとはHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、感受性が高くて刺激を受けやすい性質を生まれながらにして持っています。

HSPじゃない人に比べて刺激を受けやすいので疲れやすかったり、共感力が高いので相手の機嫌や考え方の影響を受けやすいです。
相手の顔色や表情から気持ちを察知してしまうので、相手からどう思われているか気にしがち。
疲れやすいデメリットもありますが、相手の気持ちがすぐに分かったり、相手の気持ちに寄り添えるメリットもあります。

HSPは病気ではなく生まれ持った気質なので、生きにくい場合は自身の行動で対策していく必要があります。

HSPの人が映画が苦手な理由

それでは早速、HSPの人が映画が苦手な理由をみていきましょう。

暴力シーンやグロテスクなシーンが苦手だから

HSPの人は不安感や恐怖心を他の人よりも感じやすいため、暴力シーンや、グロテスクなシーン、ハラハラするシーンなどが苦手です。
暴力的なシーンやグロテスクなシーンは、痛みを想像して嫌な気持ちになってしまうことも。

映画を見てから数か月経っても暴力的なシーンをふと思い出して、恐怖心を感じてしまうことがあります。

感情移入してしまうから

HSPの人は他人との境界線があいまいで、人一倍共感力が高いです。
相手の感情の影響を受けやすく、映画を見ると主人公やキャストの感情の影響を受けてしまうため、映画を見ると感情移入しすぎて疲れてしまいます。

キャストと自分の境界線をしっかり引いて心穏やかに映画を見られたらいいですが、影響を受けて感情が動かされてしまうので疲れてしまいます。

バッドエンドだと引きずられて一緒に落ち込むから

人一倍感受性が高いHSPの人は、映画の内容がバッドエンドだと、影響を受けて気分が落ち込んだり悲しくなってしまいます。
映画が終わってしばらく経ってからも、落ち込みや後味の悪さを引きずってしまうことも…。

楽しむための映画ですが、落ち込んだり悲しくなってしまうのでHSPの人にとっては苦手と感じてしまいます。

強い光や大きな音が苦手だから

HSPの人は大きな音や強い光が苦手なので、映画館で映画を見ると、それらの刺激を受けて疲れてしまいます。
大きな音に恐怖心を抱くことも…。

周りの人の目を気にするから

HSPの人は、周りの人の目も気になってしまいます。
後ろの人の邪魔になってないか、横の人がいる場合はひじ置きにひじを置いていいかなど、映画とは違うところでも気を遣ってしまいます。
また、後ろの席の人の足が当たって後ろから蹴られると、「私のせいで何か怒ってるのかな!?」と気になりますし、映画がシーンとした時の自分のつばを飲み込む音など、たくさんのことが気になってしまいます。

HSPの人が映画が苦手なのを対策する方法

映画が苦手なのを少しでも対策したい方は、下記の方法がオススメです。

結末を先に知る

アクションやホラーなど苦手な映画を見る場合は、結末を先に知っておくと、少しですが安心して映画を見られます。
ハッピーエンドで終わることを知っていたら、途中で主人公が襲われたり危険な目に遭ったりしても、「最終的には幸せになるから大丈夫」と気持ちを落ち着けて見られます。

ハッピーエンドの映画に絞る

暴力シーンが多い映画や、バッドエンドの映画はどうしても感情が引っ張られて苦しくなってしまいがちです。

しかし、モチベーションが上がるような映画や、コメディ要素が強い映画、ハッピーエンドの映画など、幸せな気持ちになれる映画は、HSPの人は感情移入するので他の人よりも人一倍幸せを感じやすいです。
そのため、ハッピーエンドの映画に絞って見ると楽しめます。

アクションやホラーは思い切って断る

アクション映画やホラー映画など、ハラハラしたり心臓に悪い映画は不安感を強く感じるので疲れやすいです。
結末を知ってても見ている過程で疲れてしまうので、楽しく見るのは難しいです。
なので、友達から誘われても断れそうな場合は思い切って断るのがいいでしょう。

家で見る

周りの人の目が気になってしまう場合、家なら落ち着いて見られます。
家では音量を調節したり、部屋を明るくして見られるので強い光が気になりません。

1番後ろの席にする

映画館で観たい場合は、1番後ろの席にするのがオススメ。
知らない周りの人にまで気を遣ってしまうHSPの人は、後ろに人がいないだけで少し落ち着きます。

トイレは必ず済ませておく

映画の途中でトイレに行きたくなって、みんなの前を通らないといけないことを考えるだけで、気持ちが重くなります。
他の人に迷惑をかけることを恐れるHSPさんは、トイレに行くことにかなり気を遣います。
トイレは映画の前に必ず済ませておくようにして、余計なことは考えなくて済むようにしておきましょう。

HSPの人にオススメの映画・オススメしない映画3選

HSP気質のある私が、見て良かった映画と、感情が激しく動いて疲れてしまった映画を紹介します。
ただし、HSPの人によって性格も感性も様々です。
あくまでも個人の感想なので、参考程度にご参照くださいね!

オススメの映画3選

プラダを着た悪魔

あらすじ

ファッション業界で女性たちが憧れる一流ファッション誌の編集長ミランダのアシスタントを手にした主人公。
しかし、ミランダの要求は悪魔的な要求ばかり。
主人公はミランダの要求に応えようとして…!?

ハッピーエンドで爽快な映画なので、何回でも見たくなる作品です。
主人公が仕事を通してどんどん成長する姿を見て、自分自身もモチベーションが高まります。
キャストの服がオシャレなので、見ているだけでワクワクできるのも素敵です。
ただ、ミランダの要求が無茶すぎて好きになれないという口コミも見かけました。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング

あらすじ

自分の容姿に自信が無い主人公なので、仕事や恋愛に積極的になれず…。
ある日、自分を変えるために通うジムで頭を打って気を失ってしまいます。
目が覚めると主人公は絶世の美女に変身したと勘違いするような超絶ポジティブになっていて…!?

自分に自信を持つことで、外見は変わってなくても夢や希望を叶えていく姿を見て、自分を好きになることや自分に自信を持つことが大切だと気づかせてくれる作品です。
HSPの人は自己否定しがちなので、自分を好きになることが大事だと気づかせてくれるこちらの作品はオススメできます。
コメディ要素もあって面白いので、映画が苦手なHSPの人も楽しめます。

最強のふたり

あらすじ

事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男性と、イスラム出身の介護役の黒人男性との交流を描いた作品。
2人は衝突しながらも、お互いを受け入れ、心を通わせていく。

立場や人種を超えた2人の友情が素晴らしい作品です。
感動する作品で心が動かされますが、コメディ要素もあって楽しく見られます。
実話に基づいている作品というのもさらに感動的なポイントです。
映画が終わった後、心が温まるような幸せな気持ちになれるような感じになるのでオススメです。

オススメしない映画3選

タイタニック

あらすじ

実際に起きたタイタニック号沈没事故をモデルにしたラブストーリー。
上流階級の娘と画家志望の青年が、運命的に出会って惹かれ合うが…!?

不朽の名作で素晴らしい作品ですが、HSP気質のある私にとっては感情移入しすぎて辛すぎました。
今でもラストのシーンをふと思い出しては、落ち込んだり泣きそうな気持になってしまいます。
船が沈む時は主役の2人だけでなく、老夫婦や親子、音楽家など、それぞれに感情移入しすぎて涙腺崩壊しました。
悲しい気持ちになりすぎて3日ほど引きずってしまったのを覚えています…。

ショーシャンクの空に

あらすじ

冤罪で逮捕されてしまい、暴力が日常茶飯事の最悪な刑務所に収容されてしまった銀行員の主人公。
主人公は監査役が遺産相続で問題を抱えているのを解決し、仲間にビールをふるまうように要求した。
そこから仲間に一目置かれる存在となったが…!?

ショーシャンクの空にも不朽の名作ですが、暴力的、残虐的なシーンが苦手で個人的には苦しくなりました。

また、理不尽で悲しくなることが多々あり、感情移入して悲しみを引きずってしまいました。

本来は希望を持つことの大切さを教えてくれる素敵な作品なのですが、HSP気質の私は暴力的なシーンや理不尽さなどマイナスなところに感情移入しすぎてダメでした…。

ターミネーターなどのアクション系

ターミネーターに限らず、アクション系全般はあまりオススメできません。
暴力的なシーンやグロテスクなシーンがあるため、痛さを想像して体がゾワゾワしてしまうことも。

また、ハラハラする場面が多いので、刺激が多くて疲れてしまいがちです。

筆者

オススメしない映画は、あくまでも個人の感想です。
HSPと言っても性格や感性は人それぞれ。
合う合わないは異なるので、気にせず好きな映画を見てくださいね!

HSPの人が映画が苦手な理由と解決方法|まとめ

この記事では、HSP気質のある私が実体験を踏まえて、HSPの人が映画が苦手な理由と解決方法を紹介してきました。

HSPの人が映画が苦手な理由は下記の通りです。

  • 暴力シーンやグロテスクなシーンが苦手だから
  • 感情移入してしまうから
  • バッドエンドだと引きずられて一緒に落ち込むから
  • 強い光や大きな音が苦手だから
  • 周りの人の目を気にするから

映画が苦手な方にオススメする解決方法は下記の通りです。

  • 結末を先に知る
  • ハッピーエンドの映画に絞る
  • アクションやホラーは思い切って断る
  • 家で見る
  • 1番後ろの席にする
  • トイレは必ず済ませておく

個人的には「結末を先に知る」というのが、落ち着いて映画を見るのに1番効果的だと思います!
結末を知っていると、どうなるか分からないドキドキ感やワクワク感が感じられませんが、不安感やハラハラするのを感じなくていいので、感情が動きにくく疲れずに見られます。

また、この記事で紹介したHSPの人にオススメの映画・オススメしない映画はあくまでも個人の感想です。
HSPと言っても人によって性格や感性は異なるので、ご自身にとって楽しめる映画を見ていきましょう!

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この記事を書いた人

転職経験は2回。
正社員で働いていた2社目の会社を半年で退職した後、派遣で働く。
そして、派遣先の一部上場企業で直接雇用で採用してもうことに。
1児のママで現在育休中。

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